PEライン

ピットブル8+とデュラセンサーX8+Si2、8本編みならどっち?

シマノ ピットブル8+(0.6号)とダイワ デュラセンサーX8+Si2(0.8号)を、号数・強力・編み数・長さ・コーティングで比べました。どちらも8本編みの200mですが、号数や強力の表記基準は異なります。選ぶ前の整理にお使いください。商品データの範囲でまとめています。

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QUICK ANSWER

先に結論

細めの0.6号で、熱対策のヒートシンクコーティングとVT工法の8本編みを重視するなら、ピットブル8+が候補です。0.4号~6号と号数の幅が広く、密編み設計とUVF加工、EvoSilicone2を備えるデュラセンサーX8+Si2は、同じシリーズで号数を変えたい人や、水深を色で把握したい人に向きます。強力の表記基準が異なるため、号数をそろえて見比べてください。

ピットブル8+ 0.6号が向いている人

細めの0.6号で、熱への強さを重視した8本編みを探している人。トレーサブルピンクの単色ラインが好みの人にも向きます。

デュラセンサーX8+Si2 0.8号が向いている人

号数の選択肢を広く持ちたい人や、マルチカラーで水深の目安を色で追いたい人に向く、密編み設計の8本編みです。

ピットブル8+ 0.6号
PRODUCT A

ピットブル8+ 0.6号

こんな人に
細めの0.6号で、熱への強さを重視した8本編みを探している人。トレーサブルピンクの単色ラインが好みの人にも向きます。
確認ポイント
強力が最大14.8lbと破断強度8.6ポンドの2通りで記載されています。パッケージの表記と、リールの糸巻量を確認してください。
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デュラセンサーX8+Si2 0.8号
PRODUCT B

デュラセンサーX8+Si2 0.8号

こんな人に
号数の選択肢を広く持ちたい人や、マルチカラーで水深の目安を色で追いたい人に向く、密編み設計の8本編みです。
確認ポイント
強力は平均値(Ave)表記です。登録情報の線幅0.8mmの意味は商品情報では不明なため、販売ページで確認を。
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比較表:主な判断ポイント

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比較ポイントピットブル8+ 0.6号デュラセンサーX8+Si2 0.8号
号数0.6号0.8号
強力最大強力14.8lb (6.7kg)強力(Ave)6.8kg / 15lb
破断強度(登録情報)8.6ポンド15ポンド
長さ・糸巻量200m200m
編み数8本ブレイド(VT工法・8本編)X8(登録情報のストランドタイプは「ブラード」)
コーティング・加工ヒートシンクコーティング(特殊シリコン)EvoSilicone2(+Si2)・UVF加工
カラートレーサブルピンクマルチカラー
品番LD-M61T07303574

表の内容は各商品の販売ページ・登録情報の記載を当サイトが整理したものです。「記載なし」は公開情報で確認できなかった項目です。

DEEP DIVE

タイトルの疑問を順に検証する

01

号数が0.6号と0.8号。そのまま比べてよい?

まず前提として、今回の2本は号数が揃っていません。ピットブル8+は0.6号、デュラセンサーX8+Si2は0.8号で、長さはどちらも200mです。編み数は同じ8本編みですが、号数が違えば糸の太さも変わるため、強力の数字だけで優劣を決めるのは公平ではありません。

商品データ上の強力は、Aが最大強力14.8lb(6.7kg)、Bが強力(Ave)6.8kg/15lbです。表記の基準が「最大」と「Ave」で異なり、数値の差もごくわずかです。さらにAの登録情報には破断強度8.6ポンドという別の記載もあり、商品情報だけでは強力を1つに確定できません。Bの登録情報にある線幅0.8ミリメートルという記載も、直径を示すのかどうか商品情報では判断できません。

どちらの号数を選ぶかは、狙う魚とお使いのリールしだいです。号数が太いほど強力に余裕が出やすいという一般的な傾向はありますが、細さの利点は商品情報では確認できません。購入前に、パッケージの号数と強力をあわせて見比べてください。

ピットブル8+ 0.6号
ピットブル8+ 0.6号
02

8本編みの作りは?ピットブル8+の構造を見る

ピットブル8+は、高分子量ポリエチレンを素材とした高強度・低伸度のPEラインと説明されています。編み構造にはメーカーが『VT工法』(8本編)を採用しており、摩耗熱に強く、ファイト中の突っ込みにも対応するとされています。ファイト時にPEラインを熱から保護する、という位置づけです。

ヒートシンクコーティング(特殊シリコン)は、耐熱性に優れた特殊シリコン樹脂をコーティングする仕様です。ドラグを出しながら糸が擦れる場面など、摩擦熱が気になるやり取りで、この熱対策が意味を持つ設計といえます。ただし、耐久性が具体的にどの程度かは商品情報では確認できません。Aの商品説明は熱への強さに重点を置いた記述が中心です。

素材は登録情報で「その他」、ストランドタイプは8本ブレイド、生産国は日本と記載され、メーカー型番はLD-M61Tです。後述するBの『密に編み込む』という考え方とは、同じ8本編みでも工夫の方向が異なります。ピットブル8+固有の使い心地までは数値で示されていません。

ピットブル8+ 0.6号
ピットブル8+ 0.6号
03

密に編まれたデュラセンサーX8+Si2は何が違う?

デュラセンサーX8+Si2は、メーカー説明では耐摩耗性に優れたデュラセンサーの中でも、密に編み込まれたラインが「マッスルPE」とされています。密に編み込む設計によって、メーカー比で糸としての質が向上し、トラブルを減らす狙いがあると説明されています。

加えて、原糸1本1本が従来原糸より太く真円になった新原糸『TOUGH PE』、ダイワ独自の特殊繊維加工『UVF加工』(Ultra Volume Fiber)、特殊シリコン加工『EvoSilicone2(+Si2)』が組み合わされています。UVF加工は直線強力10%アップ、感度アップを狙った加工とされ、シリコン加工は耐摩耗性や滑りの向上を狙うものです。

Aと比べると、Bは構造や加工の説明が細かく、要素ごとに狙いが書き分けられています。一方で、これらの効果の大きさを数値で比べた資料は商品情報にないため、優劣は断定できません。また、Bの登録情報ではストランドタイプが「ブラード」と記載されていますが、名称のX8から8本編みと読み取れます。メーカー型番は07303574で、生産国は商品情報に記載がありません。

デュラセンサーX8+Si2 0.8号
デュラセンサーX8+Si2 0.8号
04

カラーと視認性、ラインの管理はどう違う?

カラー面の記載を見ると、ピットブル8+はこの商品がトレーサブルピンクで、カラーパターンにはメーカーが『TOUGH CROSS 2』を採用しています。商品名には5カラーとありますが、この商品の色の詳しい塗り分けや、他色との違いは商品情報では確認できません。Aはトレーサブルという名前から、糸の動きを追いやすい色づくりを意識したものとうかがえますが、具体的な見え方は商品情報にありません。

デュラセンサーX8+Si2は、棚を把握できる5C(マルチカラー)と、鮮やかな単色のLG(ライムグリーン)をメーカーが用意しており、今回のBは5Cのマルチカラーです。色が区切られていれば、出したラインの長さを目で追いやすくなるため、水深を意識して探る釣りで手がかりになります。

一方、ピットブル8+のピンクは、視認性を重視したい人が単色で糸の動きを追う場面で候補になります。どちらの色が見やすいかは、光の条件や水の色にも左右されるため、商品情報だけで優劣はつけられません。色は号数や用途と並ぶ選択の軸のひとつとして、まず号数と強力を決めてから選ぶと整理しやすくなります。

デュラセンサーX8+Si2 0.8号
デュラセンサーX8+Si2 0.8号
05

200mの長さとラインナップの幅、選ぶ前に何を見る?

長さは、2本とも200mです。Aの登録情報には品目の長さ200メートルとあり、Bは糸巻量200mと記載されていて、呼び方は違っても長さは同じです。ただし、リールのスプールにどれだけ巻けるかは号数ごとに変わるため、お使いのリールの糸巻量表示と照らし合わせてください。

ラインナップの幅にも違いがあります。ピットブル8+は商品名で0.4号~2.0号、150m/200mとあり、細めの号数帯を中心にした展開です。デュラセンサーX8+Si2は0.4号~6号で、メーカーは様々な釣りをカバーできる62アイテム(5C:43、LG:19)と説明しています。

同じシリーズで号数を変えながら揃えたいときは、幅の広いBのほうが選択肢は多くなります。対象魚や釣り場が決まっていれば、まず必要な号数を決め、その号数で希望の長さとカラーがあるかを確認する順序がおすすめです。付属コンポーネントは2本とも「無し」で、リーダーは別途用意する前提です。ヒートシンクや+Si2のようなコーティングの違いは、用途への適合として別に検討するとよいでしょう。

ピットブル8+ 0.6号
ピットブル8+ 0.6号
PROS & CONS

それぞれのよい点・注意点

ピットブル8+ 0.6号のポイント

  • ヒートシンクコーティング(特殊シリコン)で耐熱性を狙った仕様
  • 『VT工法』の8本編みで、摩耗熱への対応をうたっている
  • 0.6号で、強力は最大14.8lb(6.7kg)と表記されている
  • 生産国が日本と商品情報に記載されている
  • 強力が最大強力と破断強度で数値が異なり、判断に迷いやすい
  • 素材は「その他」で、コーティングの効果は数値では示されていない
  • 号数の展開は0.4号~2.0号で、太い号数は選べない

デュラセンサーX8+Si2 0.8号のポイント

  • 密編み設計の『マッスルPE』で、構造の説明が細かい
  • TOUGH PE・UVF加工・EvoSilicone2と、加工の種類が多い
  • 0.4号~6号の幅広い号数に、62アイテムが用意されている
  • 5C(マルチカラー)で水深の目安を色で追える
  • 強力が平均値(Ave)表記で、Aと基準がそろわない
  • 登録情報の線幅0.8mmやストランド「ブラード」の記載が分かりにくい
  • 生産国の記載が商品情報にない
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FAQ

よくある質問

ピットブル8+とデュラセンサーX8+Si2は、どちらも8本編みですか?

ピットブル8+は、登録情報のストランドタイプが8本ブレイドで、VT工法(8本編)の説明もあります。デュラセンサーX8+Si2は名称のX8から8本編みと読み取れますが、登録情報では「ブラード」とあり、表記は揃っていません。

強力の数字はどちらが大きいですか?

Aは最大強力14.8lb(6.7kg)、Bは強力(Ave)6.8kg/15lbです。数値はBがわずかに上回りますが、号数が0.6号と0.8号で異なり、最大と平均という表記基準も違うため、単純には比べられません。

コーティングの違いは何ですか?

AはヒートシンクコーティングとVT工法を組み合わせ、耐熱性に優れた特殊シリコン樹脂を使うと説明されています。BはEvoSilicone2(+Si2)の特殊シリコン加工で、耐摩耗性・滑り・耐久性の向上をうたっています。効果の差は商品情報では確認できません。

長さや付属品はどうなっていますか?

長さは2本とも200mで、付属コンポーネントはどちらも「無し」です。リーダーなどは別に用意する必要があります。Aには150mの設定もありますが、今回の商品は200mです。巻く量は号数ごとにリールの糸巻量表示で確認してください。

FINAL VERDICT

ピットブル8+とデュラセンサーX8+Si2、8本編みならどっち?の結論

細めの号数で熱対策と8本編みの構造を重視するならピットブル8+、幅広い号数から選びたい、あるいは水深を色で把握したいならデュラセンサーX8+Si2が候補になります。ただし今回の2本は号数が0.6号と0.8号で、強力の表記も最大強力とAveで基準が違うため、数字の大小だけで決めるのはおすすめできません。まず使いたい号数と長さ、リールの糸巻量を決めてから比べると整理しやすくなります。仕様・付属品は購入前に販売ページで確認してください。